子供達が日常の活動やスクール内のことを話し合って決めていますと言えば聞こえはいいです。
ですが、子供は素直です。大人だったら、興味のない話でも、遠慮したり、
自分の立場を気にして、黙って聞くところを、子供は興味のないことを思いっきり表現します。
まめの木でのミーティングは、すっとみんなが集まる時もあれば、全く遊ぶのをやめず、いつまでも集まらない時も多いです。
ですが、一年という時間をかけて、確実に子供達に変化が見られます。
つい先日のミーティングで印象的だったのは、5歳の男の子が朝のミーティングで、「子供が使うおもちゃを1日1個にしたら、片付けが早く終わるよ」と提案したことでした。そして、その発言に10歳の女の子たちが「でも、1個は厳しいから5個ぐらいがいいんちゃう」と真剣に答えていました。
また別の日には、トランポリンの使い方で議論が勃発、子供達が自主的にミーティングを招集して、45分以上もの間話し合っていました。
少しずつ、子供達が自分たちの意見を言うこと、そして話し合うことでこの場所を作り上げていくのが自分たちだと感じてくれているようです。
投稿者 :西村 源