先日、ボランティアとして1ヶ月ほど来ていたベンさんがまめの木を離れました。彼も、いつかスクールを運営したいと考えていたため、子どもたちを見る視点など、多くのことを共有しました。まめの木の子どもたちとは、積極的に英語で話しかけたり、かくれんぼや、子どもたちに大人気でした。
そんな彼が最後に、剣をつくるワークショップを開いてくれました。
コンセプトは「負けることができる子は強い」です。
人は、これが欲しい、勝ちたい、という気持ちを元に、行動します。それは最初の動力になるけど、時に行きすぎてしまうこともあります。彼は言います。
負けることができたら、もっと楽しい。
そんな思いを元に、ワークショップを組み立てます。
みんなで剣を作った後、剣を使うためにはベンさんの免許試験に合格しなければなりません。
クッションを二重に巻いてなるべく怪我をしにくいような、でも剣として機能するようなものをみんな、各々個性豊かに作ります。
そして、いよいよ免許を取るときです。
まず、ベンさんが剣でやられてみます。彼は大袈裟なリアクションで倒れました。
次に子どもがやってみます。意外と恥ずかしがってできません。何とか全員免許をとり終え、羽取りゲームをすることになりました。
相手の陣地にある羽を取りに行きます。
剣が体に触れたら陣地に戻る。
シンプルなルールのゲームですが白熱しました。
後日、後から来た子どもたちも加わり、元のルールをアレンジして晴れ空の下を走り回ります。
子どもたちと過ごす中で、危なっかしい遊びになることは多々あります。これは剣の遊びでなくとも、他のどんな遊びにも言えます。ただ、まめの木ではそれを即座に止めるのではなく、可能な限り、様子をみます。
このような時、私たちスタッフの間で、また子供たちとも対応の仕方について話し合います。
誰かが怪我をしてしまったり、相手を傷つけてしまったりする事態になる前に仲間の誰かが気づいて、改善を持ちかけることができるのか?力の差を感じて、手加減をすることができるのか?話し合いを通して、新しい遊び方を考えられるか?
子どもたちが遊んでいる最中にも、そんなことを考えながら見守っています。
InstagramやFacebookでまめの木の日常やイベント告知をシェアしてますので、下記のアイコンをクリックして、ぜひチェックしてください。
お問い合わせは、下記のリンクからLINE登録していただくと、簡単にしていただけます。
体験・見学・ご相談は随時受け付けていますので、よろしくお願いいたします。
投稿者 :Gen Nishimura