まささんは、6年間魚屋さんで働いたあと、15年前に旅人として西村家を訪れました。当初は2週間の予定でと言ったこの髭のおじさんが、そのまま述べ10年以上、一緒に暮らすことに。今ではすっかり家族のような存在です。



西村家に住んで5年ほどした頃、その期間に西村家に滞在した海外の仲間たちを訪ねて32カ国を旅し、約4年半の世界一周を終えて日本に帰国。今は篠山に腰を落ち着けて5年目になります。
最初に西村家へ来たときは英語もほとんど話せなかったまささん。でも今では英語はもちろん、フランス語・スペイン語・中国語まで操れるようになりました。旅や暮らしの中で培った学びが、まささんそのものを形作っています。



見た目は大きな体に髭面でちょっと近寄りがたい印象かもしれませんが、実はとても優しくて、人と話すことも大好き。子どもたちや旅人に「歩くChatGPT」「仙人」「妖精」なんて呼ばれて笑われるくらい、どんな質問にもさらっと答えてくれる知識の持ち主です。



さらに「食」と「手仕事」への情熱も尽きません。15年前から天然酵母を育て続け、本格的なフランスパンを薪窯で焼いたり、フランスで学んだ柳のかご編みや精緻な革細工をつくったり…。


そして「食べて旅するごはん屋まめの木」では、2年間料理担当を務め、毎月まったく新しいメニューを披露してきました。食べて旅するという名前にしたのも、まささんが底知れないレパートリーから世界中の料理を出し続けてくれるからなんです。仕込みにはいつも二日以上かけて、ここでしか食べられない料理を届けてくれます。
まささんがいるだけで、食卓も、暮らしも、そして会話までも豊かになる——そんな存在です。
投稿者 :Gen Nishimura